【中小企業診断士】広島で師匠に学んだ3つのこと|実務補習から続くご縁と独立へのヒント(前編)

日々の現場メモ

こんにちは、中小企業診断士のSacChiです。

普段は、高知の暮らし・観光・移住の”リアル”を、企業支援の現場で得た視点とあわせて発信していますが、今回は少し趣向を変えて、「中小企業診断士としての学び」について書いてみようと思います。

数か月前、実務補習でお世話になった診断士の師匠に会うため、広島を訪れました。

独立を見据えたキャリアの悩み、企業支援のあり方、そして改めて感じた「人とのご縁」。

この記事では、師匠との再会を通して学んだことや、これから独立を目指す中で改めて考えたことをお伝えします。


私と師匠の出会い|実務補習で始まったご縁

以前の記事でも触れましたが、中小企業診断士には、試験合格後に実際の企業を訪問し、チームで経営診断・改善提案を行う「実務補習」があります。

👉【診断士口述試験】準備期間わずか10日、何をすべき?― 二次合格を想定していなかった私の対策記録 ― | SacChi’s LOCAL WORKS

R6年度より実習カリキュラムが変わりましたが、当時私は広島で15日間の実務補習に参加し、3社の企業診断を経験しました。

2社目の企業診断、指導員は師匠。そして私の担当は財務・会計。
ところが、その企業の一番大きな課題も財務面でした(笑)。

チームには銀行員が2人と財務・マーケティング専門の師匠。
財務のプロに囲まれ、毎日必死だったことを今でも覚えています。

今思えば、あの厳しい議論があったからこそ、企業支援の基礎が身についたのだと思います。

朝から晩まで分析・提案内容を考え、悩み、
実習の夜にはチームメイトと師匠みんなで夜の広島に繰り出し、翌朝からまた実習…。

これを繰り返し、遅まきの青春を味わいました。

実習後は一度も師匠に会えていませんでしたが、
高知での企業支援のなかで困ったときには
アドバイスをくれる、いつも近くに感じられる存在でした。


師匠との3年ぶりの再会

高知と広島。車で約5時間。

行けない距離ではありませんが、きっかけがなければなかなか足を運ぶことはありません。

5年後(診断士資格取得から)の独立を目指す中で、
行政系の外郭団体に身を置いている現在、事業運営や行政との調整業務も多く、企業と向き合う時間を思うように確保できないことも多くあります。

このまま外郭団体で経験を積むべきか、それとも独立を早めるべきか。

悩み抜いた末、師匠に会いに行くことにしました。

師匠は丁寧に私の状況や気持ちをヒアリングしてくださり、2つのことを提案してくださいました。

① 制度は「知っている」だけでなく、自分でも使ってみる

・経営力向上計画
・事業継続力強化計画
・中退共や小規模企業共済

などの制度について、

「支援する立場だからこそ、自分でも申請・活用した経験があると説得力が違う。」

というアドバイスをいただきました。

② 「場所に依存する強み」と「どこでも通用する強み」を考える

例えば行政や金融機関とのネットワークは、その地域だからこそ築ける財産です。
しかし、そのネットワークは場所(土地)が変われば、ほぼゼロからのスタートになります。

一方で、ITやマーケティング、補助金支援などは、場所が変わっても活かせる強みになります。

「将来どこで働くとしても、自分が何を武器にするのか。」

その視点で考えてみること。
この言葉は、私の中で大切な指針になりました。


企業支援する仲間たちとの広島の夜

飲むことが大好きだった師匠は、
実務補習後に体を悪くされ、現在は断酒されています。

それでも出会いを大切にされている師匠の企画で、
広島で行政書士として独立開業されている方や、
資格を取得したばかりの診断士の後輩を交え、
楽しい食事の時間を過ごすことができました。

それぞれ異なる立場から企業支援を実践されている話を聞き、
改めて「企業支援」と一言で言っても、さまざまなアプローチがあることを実感しました。

とても学びの多い時間でした。


実務補習の仲間との再会

翌日は香川県へ移動し、実務補習をともに乗り越えた銀行員の診断士仲間とも再会。

実務補習で一緒に診断した企業が今もうまく経営を続けていることを報告し、
お互いに喜びました。

久しぶりに会った彼は、

「懐かしいね。またみんなで集まって飲みたい。」

と話してくれました。

実務補習が終わり、それぞれが違う場所で仕事をしています。

それでも数年後にこうして再会できる仲間がいることは、
中小企業診断士という資格の大きな魅力の一つだと感じました。


まとめ

広島で師匠に会い、香川で仲間と再会した今回の旅。

改めて感じたのは、中小企業診断士という資格は、知識だけではなく「人とのご縁」に支えられている資格だということでした。

実務補習で出会った仲間や師匠とのつながりは、3年経った今でも私の支えになっています。

今回の旅を通して改めて感じたことは、次の3つです。

✅ 人とのご縁を大切にすること
✅ 現場で経験したことが支援の説得力になること
✅ 自分の強みを磨き続けること

私もいつか、師匠のように後輩から相談され、地域や企業に寄り添える診断士になれるよう、一歩ずつ経験を積んでいきたいと思います。

後編では、広島・宮島・香川を巡った旅の様子や、出会ったグルメについてご紹介します。


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