【高知・大川村】貯水率15%台の早明浦ダムへ|姿を現した旧大川村役場を実際に見てきた

高知移住のリアル

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2026年8月、雨の少ない日が続き、「四国の水がめ」と呼ばれる早明浦ダムの貯水率が大きく低下しています。

8月28日からは18年ぶりとなる第4次取水制限が始まり、8月31日13時時点の貯水率は15.3%

実はちょうど1年前、「とさんぽ」のダムツアーで早明浦ダムを訪れた私。

ニュースで日に日に下がっていく貯水率を見ながら、
「昨年見た早明浦ダムが、今はどうなっているんだろう?」
と気になり、実際にこの目で確かめるため大川村へ向かいました。

そこで目にしたのは、水位の低下によって姿を現した旧大川村役場と、昨年とはまったく違う早明浦ダムの景色。

その後は、村の駅結いの里でダムカードを入手し、偶然「大川ラーメンの日」に遭遇。

さらに、早明浦ダム周辺のデジタルスタンプラリーにも参加し、大川村から土佐町、本山町へと巡ってきました。

今回は、貯水率が15%台まで低下した早明浦ダムの現在の様子を中心に、嶺北エリアを巡った日帰り旅・前編をご紹介します。

先に結論|昨年とはまったく違う早明浦ダムの姿がありました

今回の日帰り旅で巡ったのは、大川村・土佐町・本山町。

前編では、

✅ 貯水率15%台まで低下した早明浦ダム
✅ 水位低下で姿を現した旧大川村役場
✅ 村のえき結いの里で入手したダムカード
✅ 偶然出会えた「大川ラーメンの日」
✅ 大川村の特産品
✅ 早明浦ダム周辺デジタルスタンプラリー

をご紹介します。

特に印象に残ったのは、やはり早明浦ダム。
昨年のダムツアーでも訪れているからこそ、同じ場所から見た景色の違いに驚きました。

早明浦ダムの貯水率が15%台に|第4次取水制限も

今回、大川村へ向かうきっかけになったのが、早明浦ダムの貯水率低下です。

早明浦ダム周辺の地域では雨の少ない状況が続き、8月28日からは18年ぶりとなる第4次取水制限も始まりました。

ニュースでは何度も目にしていましたが、なかなか実感が湧かず、実際に行ってみることにしました。

水位低下で姿を現した旧大川村役場へ

まず向かったのは、旧大川村役場

早明浦ダムの建設によって旧大川村の中心部は湖底に沈みましたが、水位が大きく低下すると、かつての村役場の建物が姿を現します。

ドライブ中の景色からもある程度覚悟はしていましたが、
その姿を目にした瞬間には、現実感がありませんでした。

「ここまで水がないのか……」

建物は1階部分まで確認できるほど露出していました。

周囲には水の中にあったと思われる枯れ木も姿を現し、普段のダム湖とはまったく違う景色が広がっています。

青空の下に立つ旧役場と枯れ木は、荒涼としていて、どこか海外の乾燥地帯のようにも、絵画の中の風景のようにも見えました。

これだけ建物が見えているということは、それだけ早明浦ダムの水が減っているということ。

実際にその場に立つと、ニュースで見る「貯水率15%台」という数字が、急に現実のものとして感じられます。

昨年は「とさんぽ」で早明浦ダムを見学

昨年、土佐町の「とさんぽ」で開催されたツアーに参加し、早明浦ダムを見学しました。
普段はなかなか見ることのできないダム内部に入り、その役割や仕組みを学んだのを覚えています。

📌【高知とさんぽ体験レポ】女子大生と巡る!早明浦ダムの役割&仕組みを学ぶツアー記録Vol.1 | SacChi’s LOCAL WORKS
📌【高知とさんぽ体験レポ】女子大生と巡る!早明浦ダムの役割&仕組みを学ぶツアー記録Vol.2 | SacChi’s LOCAL WORKS

昨年訪れた場所から、改めてダム湖を眺めてみました。

昨年撮影した写真と今回の写真を見比べると、水位の違いは一目瞭然です。
※撮影位置・アングルは多少異なります。左が2026年、右が2025年です。

昨年は水が広がっていた場所の多くは地面が露出し、水際はかなり後退していました。

全国各地で豪雨被害が出ている中、水不足が深刻化している地域もあります。

自然現象について、私たちにはどうすることもできません。
しかし、今できることとして、普段の生活でも改めて節水を心がけたいと思いました。

ちなみに、早明浦ダムで確保される新規用水のうち、高知県で利用される割合は約4%です。
早明浦ダムは高知県にあるダムですが、その水は徳島・香川・愛媛を含め、四国の暮らしや産業を支えています。

村の駅・結いの里へ

早明浦ダムカードをゲット

旧大川村役場を見学した後は、隣にある村の駅 結いの里へ立ち寄りました。
目的は、ダムカード。
受付の方に声をかけ、ゲットすることができます。

早明浦ダムのダムカードは数種類ありますが、村の駅・結いの里で入手できるカードは上空から見たもので、ダム湖がドラゴンのように見えます

まさかの「大川ラーメンの日」に遭遇

結いの里で受付の方と話していると、この日は偶然「大川ラーメンの日」

大川村の「大川ラーメン」は毎日食べられるわけではなく、月に数回、不定期で開催される「ラーメンの日」限定で提供されています。
以前から存在は知っていて、いつか食べたいと思ってました。
まさか偶然食べられるとは。

このあと土佐町の「ラーメン439」へ行く予定でしたが……。
そりゃ、食べますよね(笑)。

大川ラーメン|おすすめの「ゆず塩」を実食

大川ラーメンは、味噌・醤油・ゆず塩の3種。

スタッフさんにおすすめを聞き、塩ラーメンを注文しました。

プルプルとして弾力がある卵麺と、スープは飾らない、やさしい塩味。
チャーシューには、大川村特産の土佐はちきん地鶏を使用。
しっとりと柔らかく、あっさりした塩スープともよく合います。

柚の酢を加えてみると、爽やかな酸味が加わって一気に印象が変わります。

開催日は毎月異なるため、大川ラーメンを目当てに訪れる方は、事前に公式サイトのカレンダーを確認してみてください。
👉幻の味!大川味噌ラーメン | 日本一人口が少ない高知県・大川村の公式情報サイト「でぃぐ!大川村」

なお、「ラーメンの日」はカレーの提供がないそうです(笑)。

大川村の特産品、はちきん地鶏

高知県の特産品のひとつである「土佐はちきん地鶏」。
生産量のおよそ8割が大川村で生産されています。

今回は、土佐はちきん地鶏の燻製やハンバーグ、発売されたばかりの坦々肉味噌などを購入。

この日の夜、坦々肉味噌をさっそくご飯にのせて食べてみました。
ほんの少しのせただけなのに、ご飯が進む進む(笑)。
大川村を訪れた日の余韻を、自宅でも楽しむことができました。

早明浦ダム周辺デジタルスタンプラリーにも参加

結いの里で、もう一つ教えていただいたもの。

それが、早明浦ダム周辺デジタルスタンプラリーです。

せっかく大川村まで来たので、そのまま参加してみることにしました。

対象となっているのは、早明浦ダム周辺の6施設。(西から順番に)

・「森の駅」 自然王国 白滝の里
・大川村さめうら遊覧船
・「村の駅」結いの里
・「湖の駅」さめうらカヌーテラス&さめうら荘
・「道の駅」土佐さめうら
・「川の駅」モンベルアウトドアヴィレッジ本山

このうち4か所以上を巡ると条件を達成できます。

普通のスタンプラリーと少し違って面白いのが、その集め方。
各施設の中に「あ」「い」「う」などの“ことば”が隠されています。

それを探し出して並び替え、完成した言葉をQRコードから読み込んだデジタルスタンプラリー帳に入力していく仕組みです。

スタンプを集めると、限定カードとシールがもらえます。

大人になっても、ちょっとワクワクしますよね。

実際に巡った4施設

この日は、

① 「村の駅結いの里(大川村)

② 「湖の駅」さめうらカヌーテラス&さめうら荘(土佐町)

③ 「道の駅」さめうら(土佐町)

④ 「川の駅」モンベルアウトドアヴィレッジ本山(本山町)

という順番で巡りました。
大川村から早明浦ダム沿いを走り、土佐町、本山町へ。

ただスタンプを集めるだけではなく、嶺北エリアをドライブしながらそれぞれの施設に立ち寄れるので、日帰り旅との相性も抜群です。

無事に4か所を回り、「これで特典がもらえる!」と思ったのですが……。
最後に思わぬ落とし穴がありました。

特典の引き換えができるのは、
「村の駅 結いの里」
「森の駅 自然王国 白滝の里」
の二か所のみ。
どちらも大川村側です。

私たちは、
大川村 → 土佐町 → 本山町
と東へ向かってしまったため、ゴールした時点では景品交換場所からかなり離れていました。
さすがにもう一度大川村まで戻る元気はなく、この日の景品ゲットは断念。

これから参加する方は、本山町・土佐町側からスタンプを集め、最後に大川村へ向かうルートがおすすめです。

まとめ|早明浦ダムの「今」を見て感じたこと

今回の日帰り旅の目的は、貯水率が大きく低下した早明浦ダムの現在の姿を見ることでした。

昨年訪れたときとは大きく変わったダム湖。
水位低下によって姿を現した旧大川村役場。

実際に目の前にすると、「貯水率15%台」という数字以上に、渇水の状況を実感します。

一方で、大川村では偶然「大川ラーメンの日」に出会い、ダムカードや特産品を手に入れ、早明浦ダム周辺のスタンプラリーにも参加。

水の問題を考えるだけでなく、嶺北地域の食や人、地域を巡る楽しさにも触れた一日になりました。

なかなか雨が降らない状況は自然頼みの部分もあります。
ですが、自分たちにできることとして、日々の生活では改めて節水を意識したいと思いました。

この後、もう一つの目的だった「ラーメン土佐町439」へ向かいました。
すでに大川ラーメンを一杯いただきましたが…
一日二杯のラーメン屋のはしごを決行(笑)。

後編では、土佐はちきん地鶏を使った濃厚な鶏白湯と、食べ応え抜群のレアちゃあをご紹介します。

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