西日本最高峰・石鎚山へ紅葉狩り登山レポ(第2部:登山道で出会った小さな命たち)

高知移住のリアル

こんにちは、ブロガーのSacChiです。

今回は、前回に引き続き石鎚山の登山中に出会った植物たちをご紹介します🌿
登山中、ふと足元に目を向けると、
そこには静かに季節を彩る小さな命たちが息づいていました。

👉 前回記事はこちら:西日本最高峰・石鎚山へ紅葉狩り登山レポ(第1部:土小屋ルート登山記) | 診断士SacChiの恋する高知LIFE


🌿 石鎚山の植物たち:登山道で出会った小さな命

石鎚山の魅力は、雄大な山容や絶景だけではありません。
登山道を歩いていると、足元や木陰にひっそりと咲く花々、秋の実をつけた植物たちが
疲れを忘れさせてくれるほどの癒しを与えてくれます。


リンドウ(竜胆)

開けた登山道の笹の隙間から一生懸命花を咲かせています。
パラソルをたたんだようなつぼみの群落も見られました!
マルハナバチたちがお顔を突っ込んで一生懸命蜜を取っている姿もかわいいです。

  • 学名:Gentiana scabra var. buergeri
  • 科・属:リンドウ科 リンドウ属
  • 特徴:秋の山を彩る代表的な花。晴れた日にだけ開く青紫色の筒状花が印象的で、登山道沿いでよく見られます。

ニガナ(苦菜)

鮮やかな黄色が目に飛び込んできました。
たくさんの蜂たちがせわしなく蜜を採取しています。

  • 学名:Ixeris dentata
  • 科・属:キク科 ニガナ属
  • 特徴:黄色い小花を咲かせる多年草。葉や茎に苦味があり、名前の由来にもなっています。春から秋にかけて山地の草地に見られます。

ミヤマヒキオコシ(深山引起し)

最初、花が落ちた後のがくを花だと勘違いして(左)写真をとってました(笑)。
全部花がついていたら壮観だったろうなあ。

  • 学名:Isodon longitubus
  • 科・属:シソ科 ヤマハッカ属
  • 特徴:青紫色の小花を穂状に咲かせる多年草。古くから薬草として知られ、病人を「引き起こす」ほどの効果があるとされたことが名前の由来。四国固有種で、標高1000mを超えるような深山の林内や林縁などで見られます。

ハガクレツリフネ(葉隠釣舟)

ひょっこりお顔を出して咲いている姿がとても可憐です!

  • 学名:Impatiens furcillata
  • 科・属:ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
  • 特徴:葉の下に隠れるように咲く淡紅色の花が特徴。吊るされた舟のような形で、湿った林内に生育します。

トリカブト(鳥兜)

毒があることで有名ですが、鮮やかな紫色と複雑な花の形がいつも気になって、目を奪われます。

  • 学名:Aconitum spp.(種類により異なる)
  • 科・属:キンポウゲ科 トリカブト属
  • 特徴:兜のような形の紫色の花が特徴。美しい見た目とは裏腹に、全草に猛毒を含むため、観賞は慎重に。

ゲンノショウコ(現の証拠)

フウロソウの仲間だとは思いつつ、帰宅してから名前を知りました。薬効効果があるとは…!

  • 学名:Geranium thunbergii
  • 科・属:フウロソウ科 フウロソウ属
  • 特徴:白や赤紫の小さな花を咲かせる多年草。古くから民間薬として使われ、「すぐに効く=現の証拠」として名付けられました。

シコクフウロ(四国風露)

一際目を引く淡い紫色の可憐な花が咲いていました。
四国の山地に自生するフウロソウの仲間で、花びらの繊細な模様がとても綺麗です!

  • 学名:Geranium shikokianum
  • 科・属:フウロソウ科 フウロソウ属
  • 特徴:四国の山地に特産する多年草。淡紅紫色の5弁花が可憐で、切れ込みのある葉も特徴的。高山植物として人気があります。

シラヒゲソウ(白髭草)

下山途中に発見!階段の下にひっそりと咲いていました。白と黄色のコントラストのため、遠目には目玉の親父のように見えました(笑)
今回は咲き始めでしたが、開ききった花も見てみたいものです!

  • 学名:Parnassia palustris var. nambucca
  • 科・属:ニシキギ科 ウメバチソウ属
  • 特徴:白く繊細な花びらが髭のように見えることからこの名がつきました。湿地や沢沿いに群生し、幻想的な雰囲気を醸し出します。

ノコンギク(野紺菊)

駐車場を近くに咲いていました。
うっすらと紫色づいているのがとても可憐。

  • 学名:Aster microcephalus var. ovatus
  • 科・属:キク科 シオン属(またはノコンギク属とされることも)
  • 特徴:淡紫色の花を咲かせる多年草。秋の野山を彩る素朴な美しさが魅力で、石鎚山でもよく見られます。

ヤマアジサイ(山紫陽花)

今回の登山で私を最も惹きつけたのが、こちらのヤマアジサイ。
一見すると地味で目立たない花ですが、今まで気づいていなかったのですが、よく見ると花が下を向いて咲いています。そっと裏返したときの色のコントラストにこんな美しい“意外性”が!と心をぐっと掴まれました。

  • 学名:Hydrangea serrata
  • 科・属:アジサイ科 アジサイ属
  • 特徴:山地に自生する落葉低木で、湿り気のある斜面や林縁に多く見られます。花は下向きに咲くことが多く、装飾花の裏側が色づく姿が可憐です。

🌸 小さな発見が、登山をもっと楽しくする

登山の楽しみは、山頂の絶景だけではありません。
足元の草花や木陰に咲く小さな命たちも、山の魅力の大切な一部です。

「この花、なんて名前だろう?」と立ち止まって観察するだけで、
山歩きはぐっと豊かに、心に残る体験になります。
写真を撮ってAIに花の名前を聞いてみるのもおすすめです。
(花だけでなく、茎や葉の形も観察のポイント👀)

石鎚山を訪れる際は、ぜひ足元にも目を向けてみてください。
きっと、山の中に息づく“もうひとつの物語”に出会えるはずです。

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