こんにちは、ブロガーのSacChiです。
今回は、昭和51年創業の老舗であり、地元民に愛され続ける、須崎ラーメンの代表格「鍋焼きラーメンのがろー 須崎本店」をご紹介します。
高知の隠れた名物「鍋焼きラーメン」とは？
高知県のご当地グルメといえば鰹のたたきや皿鉢料理が有名ですが、実はラーメンも侮れません。
なかでも注目したいのが、須崎市発祥の「鍋焼きラーメン」。
戦後間もなく誕生したこのラーメンは、鶏ガラベースのあっさりスープに、細めのストレート麺、親鳥の肉、ネギ、生卵などを土鍋でグツグツ煮込んだ一杯。最後まで熱々で食べられるのが最大の魅力です。
須崎市ではこの鍋焼きラーメンの文化を守るため、「鍋焼きラーメン七箇条」という定義が設けられています。
鍋焼きラーメン七箇条とは？
須崎市の鍋焼きラーメンを名乗るには、以下の七つの条件を満たす必要があります。
- スープは鶏ガラ醤油ベースであること
- 麺は細めのストレート麺であること
- 具材は親鳥の肉、ネギ、生卵を基本とすること
- 器は土鍋で提供すること
- スープは熱々であること
- たくあんを添えること
- 提供する店が須崎市内にあること
この七箇条は、須崎市の鍋焼きラーメンのアイデンティティを守るためのものであり、地元の誇りでもあります。
なお、高知市内の店舗では「七箇条」のうち6つを再現し、本場の味を忠実に提供しています。
「がろー」で味わう本場の鍋焼きラーメンの実食
今回オーダーしたのは、鍋焼きラーメンのおや鳥（880円）
美味しい香りを漂わせながら目の前に熱々の土鍋が届きます。
グツグツと煮立った土鍋に、鶏ガラベースの醤油スープ、細めのストレート麺、竹輪、ネギ、親鳥に加え、とろりと絡む生卵。まさに、寒い冬にはぴったり。
最後まで麺が伸びず、スープの旨味がじっくり染み渡ります。
付け合わせの酸味のあるたくあんが、ラーメンの濃厚さを引き立ててくれるのも嬉しいポイント。
土鍋のスープにご飯を入れて雑炊風に楽しむのも通の食べ方です。しっかりとした鶏出汁+醤油スープ+卵で、超美味しい卵かけごはん（雑炊）になります！
「がろー」では定番の鍋焼きラーメンのほか、赤辛鍋焼きやにんにくホルモン入りなど、バリエーションも豊富。辛党には赤辛、ガッツリ派にはホルモン入りがおすすめ。
なんとこちらの「がろー」は、高知市内にも店舗があり、観光客でも気軽に立ち寄れます！
店舗情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 店舗名 | 鍋焼きラーメンのがろー 須崎本店 |
| 住所 | 高知県須崎市鍛治町7-15 |
| 電話番号 | 0889-42-3222 |
| 営業時間 | 11:00〜16:00 |
| 定休日 | 木曜・金曜 |
| アクセス | JR須崎駅から徒歩約4分 |
| 予算目安 | 700円〜1,000円程度 |
| 公式サイト | https://www.nabeyaki-garo.com/ |
| Google Map | https://maps.app.goo.gl/kAcLsFKRNoSCKdRd7 |
記名台はなく、お店の方に呼び出しベルをもらって順番まで外で待機します。
おまけ｜順番待ちの間に須崎の景色を一望
人気店のため、順番待ちの間には、避難経路に上ってみました。
須崎が一望できて景色はとてもよかったですが、息も上がりました（笑）
まとめ｜須崎市が誇る本場の味を堪能
鍋焼きラーメンは、高知県須崎市が誇るご当地ラーメン。
その味を高知市内でも楽しめる「がろー」は、本場の味を忠実に再現した名店です。
寒い季節にぴったりの一杯を、ぜひ土鍋で味わってみてください🍜
